自動車を買い替える瞬間はドーパミンが溢れる

h_022人間の脳には数々の脳内伝達物質が出ており、その脳内伝達物質の出現の量によって気分や感情の変化が起こることが知られています。これらの脳内伝達物質は何もなければ少量しか放出されませんが、日々の生活の中で何らかの出来事が起こることによって脳が反応し、そしてこれらの伝達物質が大量に放出されるものです。この何らかの出来事の中には、自動車を買い替えるということも含まれるでしょう。そして特に自動車を買い替える瞬間は、ドーパミンが溢れると思っています。

ドーパミンという脳内伝達物質は、人間の快楽に関係すると言われているものであり、これが溢れ出ることによって人は恍惚感などを感じるようになります。ドーパミンの放出量が多すぎると統合失調症などの症状を引き起こしてしまいますが、基本的に一般人はそこまでの放出量はありません。しかし、自動車を購入するなどの大きな人生の中の出来事が起これば、統合失調症にはならないにしてもかなりのドーパミン放出が起こるはずであり、それゆえに多大なる快楽を得られると考えていいと思います。
(参考:古い自動車は買い替え時に下取りしてくれるか

自動車を買い替える時にドーパミンが溢れ出るという事実を踏まえた上で考えると、自動車の買い替えを頻繁に行う人の気持ちも理解できるのではないでしょうか。なぜならばドーパミンが溢れると快楽を感じるわけですから、その快楽感を得るためだけに自動車の買い替えを行うというケースも存在していると言えるでしょう。現実的に買い替えを頻繁に行う人がいるわけですから、そのような事実は否定できないはずです。

人間は脳内伝達物質が与えてくれる快楽感などに支配されてしまう傾向があるため、ドーパミンなどの放出に支配されて自動車の買い替えをやめられなくなることも十分に起こり得ます。なので、自動車の買い替えに中毒は起こさないように気をつけつつ、たまに自動車を買い替えることで、それによる快楽感を得るようにしてみてはいかがでしょう。